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おっさんになってもバンドやってるなんて思ってなかったよ。

先日、部屋を掃除していたら高校の卒業文集が出てきた。

ふと自分の作文を読むとこんな一節が

「大人になっても僕は音楽をつづけてるだろうか」

学校に軽音部がなかった僕は、クラブ活動もせず、

毎日授業が終わると、家に帰って音楽仲間とギターを弾く生活をしていた。

学校の先生に頭を下げて、文化祭の後にライブをやったりもした。

そんな自分が将来の自分に問いかけてる一節だった。

正直言うと、若い頃はスタジオに出入りするチャラチャラした

バンドマンのオジサン達を「いい歳して」とどこかで思っていたと思う。

大人になったら落ち着いて家族のために生活する。そんな感覚を持っていたんだろう。

20代の仕事を始めた頃は、仕事を覚えたり生活を成り立たせるのが必死で

音楽どころではなかった。帰りは毎日終電。

たまに仲間とスタジオにはいるけど、あまり長く続かなかった。

結婚して子供が生まれたらもっと大変になった。

それから時が経ち、少し生活に余裕が出てきたら、、、、やっぱり戻ってきた。

僕はプロを目指してバンド活動をやるような青春は過ごしてこなかったので、

やり残した青春を今取り戻している感じ。

逆に若い頃、プロを目指していた友達たちは、ほぼみんな普通の生活に落ち着いていった。

いや、そっちが当たり前だろうね。

それと僕は運がよかったみたいで、今やってるメンバーとず~っとバンドやってる。

普通この歳になるとメンバー集めが難しいんだよね。

だって楽器続けてる同年代がいないんだもの。

必然的に中年になるとバンドという趣味の敷居がとても高くなる。

悲しいね。もっと仲間を増やしたいんだけど。

でも逆に若い友達がいっぱいできた。

バンドやってなかったら絶対出会わない、若い仲間。

最新の音楽情報を教えてくれる若い仲間。

僕のバンドの曲をカバーしてくれる若い仲間。

わざわざチケット買ってライブに来てくれる若い仲間。

いつもありがとうございます。

そんな若い仲間に声をかけて、2回目の主催ライブをやります。

2019/10/13 難波Mele

最高の思い出を増やして自慢するんだ。

18才の俺、大丈夫。お前、まだ続けまくってるよ。


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