自分たちだけでバンドPV・MVを作ってみた話１
こんにちは。Gt担当のyamatoです。
バンドをやってるとライブ以外にやってみたいこと。
それがMV製作じゃないでしょうか。
しかしアマチュアバンドがMV製作をしようと思うとぶち当たる壁。
そう、それは制作費！
プロを目指すなら、初期投資として沢山の制作費を投入するのは
今の時代当たり前なのかもしれない。
が、我ら「すぷどら」はあくまで趣味でバンドを楽しむための集まり。
しかもみんな所帯もち。必然的にバンドにお金をかけることはできないのです。
じゃあ、自分たちでやるっきゃないなあ、と思い立ち
今年からMVを3本作りました。
やってみると、当たり前ですが色々大変で、、、
今回はそんなMV製作の裏話を。
とりあえず用意する機材
●カメラ（これがないと話にならない）
●動画編集ソフト（これもないと話にならない）
カメラはたまたま息子の少年野球を撮るために買った
eos kiss x7iのダブルズームキットを持っていたので、それで撮ることに。
iphoneでも手軽だし解像度は問題なかったのだけれど
一眼レフカメラで撮ることで少しでもボケを作れると思ってそっちを採用。
動画編集ソフトは、仕事の関係で契約しているadobeクリエイティブクラウドから
プレミア proを使用。
結局大人力で最初から持っていた財産を活用することができました。
でもやろうと思えば、スマホのカメラとフリーの映像編集ソフトも沢山あるので
誰だってできますね。バンドをやってる方はぜひ挑戦してみてください！
さあ機材は揃った！
どんな映像にするか
機材の準備はできたけど、どういう映像が撮れるのか。。
ここが最大の悩みどころです。
youtubeでたくさんのMVを研究。
大体のMVは空の下で楽器を演奏してるシーンが沢山あります。
外で演奏シーンを撮るのに最大のネックはドラムです。
うちのバンドは、そもそもドラムセットを持っていない。
レンタルすると金がかかる。しかも外に運び出すとまた金がかかる。
趣味でやってるバンドの費用対効果としてどうなんだ？って思って最初にやめました。
じゃあ最初からドラムがある練習スタジオで撮ろうということに落ち着きますよね。
ヤバイTシャツ屋さんのMVがまさに練習スタジオでとっているのですが
よくできてます。みてて飽きないし楽しくなる。
しかし「すぷどら」とはバンドの方向性が違いすぎる！
こんな笑わせにいく音楽性ではないので同じようにはできない。。
なんとか低予算で少しでも良いものはできないものか？
今の世の中便利なもので、
フリーの映像素材を公開しているサイトが沢山ありました。
それを活用して、演奏シーンとつなぎ合わせてなんとか形にしていこう！
今回の曲は「ロケット」がテーマなので打ち上げシーンが欲しくて
ネットを漁っていたら見つけました！
下記のサイトで結構高品質なフリー素材が揃っています。
みなさんもぜひ！
笑わない練習
そして初めてのMVは練習スタジオで撮影。
しかし問題発生。
まず狭い！eos kissの標準レンズじゃ画面にメンバー全員収まらない！
そして暗い！これも標準レンズじゃ凄くノイジーな映像になってしまう！
仕方なくアマゾンで安い照明を購入し明るさを確保。
全員映る所はスマホに挟むクリップ式の魚眼レンズを使用してなんとか撮影しました。
しかし難しいのはここから。仕方ないですが僕らはただの素人なので
カメラに撮られるということに慣れていません。。
カメラを向けられると知らず知らず顔が笑ってしまうのです。
照れてしまうといったほうが適切かもしれません。
カメラを向けながら「今笑ってんで！」「口閉じて！」など
声をかけながら撮影を始めました。
それから一人一人アテ振りで撮影して、つなぎ合わせて、、
色々と気にはなるけどなんとか完成。
これがそのMVとなります。
「ロケット」
ボーカルのリップシーン撮影は異様な光景。
狭いスタジオにオッさんがオバハンに照明とカメラを向けて
「いいね〜」「もうちょっと上むいて！」なんて言ってる世界。
テレビでよくカメラマンがグラビアアイドルにやってるアレですよ！
でも被写体が緊張してたら話にならないので
なんとかリラックスしてもらうことに必死になるのは必然なんですね。
すごく勉強になりました。
こうして僕たちはMV作りの面白さにハマっていくのでした。。
